スーツケースの中身で旅は決まる

<旅行書>佐藤治子「スーツケースの中身で旅は決まる」小石川書館

著者はアパレルブランドのデザイナー及びデレクターとして活躍した人で、ミラノ、ロンドン、パリと長年でかけています。でもこれは割とアジアを中心にどういう着回しをしたか、どういうお土産を買ったかなどが書かれています。おしゃれなんですが荷物は少なく。おしゃれもしないし海外旅行にも行かないし、まるで役には立たないのですが読んで一緒に歩き回ったような気分になれます。お土産の見つけ方がうまかったり、リーズナブルなホテルを見つけるのがうまかったりはそれまでの勉強代のおかげだとか。勉強にお金をかけているのね。

香港は目的なくブラブラ歩くのも楽しいそうで、中国茶舗でかわいい茶碗を見つけておられました。青海波模様の中に赤い金魚。内側にも1匹赤い金魚。中国では金魚は縁起物なので多いそうです。金余と発音が一緒とか。でもベトナムのバッチャン焼きにも金魚が多いのでアジアの人は皆赤い魚が好きなのではないかと。私は賛成です。そう聞くとバッチャン焼もいいですねぇ。私の頭の中では「おばあちゃんのぽたぽた焼き」になっていますが。