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水玉模様

水玉模様のワンピースを妻が見て子供用の服だと言うので、無駄金を50バーツイコール50円も使ったか、60バーツが二日分の酒手だから残り少なく31日まで何とか飲めるように残した金が二日間も禁酒しなければならない羽目になった。

だが人形の頭からワンピースをかぶせてお尻を持ち上げズボンを脱がせてワンピースを下に引っ張ると裾の膝が隠れた。それに作業着のズボンと取り替えたのでとても可愛くなった。とても可愛い。「ボレロ」は暗い絵だが、この少女は新鮮で可愛い。ワンピースの絵も描きたくなった。勿論ダッチワイフの人形ではなく服の中は少女にして。

白かったズボンの絵の上にウルトラマリーンとプルシアンンブルーだけでデッサンを大体取っておいた。平板では後で難儀するので青だけの明暗ででヴォリュームと衣紋の波を描いておいた。

紺の中に白い水玉模様が衣紋に沿って流れている。これは正確に描かねばならないがふくらみや衣紋に沿っているので難しく溜息が出る。取り掛かる前に一息つきに家の外に出る。

だが面倒でも描くしかない。服の青は油絵である。その上から油絵のホワイトで描けば下地の青と混じって冴えないことになり、しっちゃかめっちゃかになる。顔料のホワイトを水で練って卵をつけて白い模様を描きはじめた。水玉の列を一列描く度に溜息が出る。そのうちに全部描いたときにはほっとした。白の水玉がトーンに調和していないがそれは明日青が生乾きになるのを待って調整する。問題は水玉模様のスカートが絵全体から見れば鮮やかだが飛び出していることである。あちらを立てればこちらが立たず、こちらを立てればあちらが立たず歯、油絵の常である。

夕方4時からDフィットネスの空き地でレリーフにかかる。

家主さんがなすびをくれたので今から豚ナスを作る。