金曜朝に見た猫だらけの夢

忘れずに書いておこう。

松戸の家のリビングで寛いでいると、外から微かに猫の鳴き声が聞こえた。

見ると庭の生け垣の下から赤茶の子猫がこちらを伺っている。

目が合うと不思議そうに首をかしげて、それでも目線はそのままでじっとこちらを見つめている。

ああ、可愛いなあ

するとどこかから大きなサバトラが現れて、窓ガラスの向こう側にピタリと座ってマーと鳴いた。

飯をくれということらしい。

窓を開けたら入ってきてしまうだろうからそのまま見ていたら、サバトラは勢いよく飛び込もうとして窓ガラスに激突した。

凄い衝撃で猫の左目は半分飛び出てしまった。

ああ、これは酷いなあ

するとサバトラが言った。

見たか、これが猫魂だ!

いやいやそんなことぐらいで体を粗末にするなよと思ったが、気の毒に感じて窓を開けてやった。

丸い銀皿が二三枚床に置いてありエサが入っている。

それを目がけてサバトラは勿論のこと、その他大勢の猫たちが群がった。

私は立ったままそれを見下ろしていた。

そうしたら足元に、自棄に黒くて大きな奴が座っている。

よく見たら猫ではなく黒豹だった。

猫科はこのぐらいにしてほしい。

この他にトラだのライオンだの出て来たら、私の居場所がなくなってしまうではないか。