『SNSって面白いの?』

面白いと思った部分集!

p78

「もっとも、青少年のスマホ使用を自治体単位で禁じても、あまり効果がないことが多いようです。…インターネットに国境はありません。自治体を仕切る区切りもありません。…必然的に、決まりのない地域に住む友達からは、メッセージが届き続けることになります。スマートフォンのような道具は、今の大人が子供だったときにはありませんでした。こんな事態は初めてのことです。だから対応に苦慮します。」

p99

「すなわち、コンピューターの性能が良いとは、CPUの演算処理機能が良いことを指すわけです。これを表現する数値を、クロック数(動作周波数)と呼びます。…したがって、CPU開発者の仕事の第一は、クロック数を上げることでした。クロック数は、一言で言えば”小さくする”と上がります。

p124

「引用するたびに別の文書へのリンクを張っておけば、読者はそれをたどり、元のテキストに接することができます。これは紙にはない重要な特徴であり、これがあるからこそWWWは”世界サイズ”に広がっていったのです。ところが、多くのアプリはリンクという仕組みを持ちません。…アプリの爆発的な増加は、リンクというウェブページ独特の仕組みが力を失っていく過程なのだ、と考えることも可能でしょう。」

p173

「結局、インターネットが生み出すことができた有効なお金稼ぎの方法は、広告モデルだけでした。”多くの人が目にするページならば、多くの広告効果を期待することができる!”エコノミストが批判するのはこの点です。”インターネットほど巨大な規模を持っているならば、もっとたくさんのお金儲けの方法を生み出すことができたはずだ。広告だけなんて、もったいない!”」

p186

SNSには強い伝播力があります。一章で述べた「アラブの春」は、この情報伝播力を政治に利用した例です。これは結果として、政府を転覆させるほど強い力を持つことになりました。この力を広報に役立てることができれば。…SNSの力を利用した宣伝を、「ソーシャル・マーケティング」と呼んでいます。ソーシャル・マーケティングには大きな利点があります。宣伝費を限りなく安く収めることができるのです。」

p195

シリコンバレーをドライブすると、「DATA」と書かれた看板がやたら目につくそうです。まさにデータは米や野菜のように売り買いされるものであり、大量のデータを持っていることは財産を持っているの等しいと言えるでしょう。また「データは新しい石油である」という言葉があります。…調査によれば、2010年に0.988ゼッタバイトが生み出されていたデータは、2020年には総計40ゼッタバイトに増加すると言われています。」

p239

「これはある本の対談で識者が言ってたことですけど、スマホとかタブレットって、「受け身のツール」なんですよね。見ることはしても、オープンな形で発信することは少ない。そんなユーザーが増えても「増えたなぁ」とは思わないですよ。ネットは豊かになって無いですからね。」(本間善夫氏)